ツキノワグマとの格闘

最近、クマによる被害が増えている状況を見て、自分がもし、クマと出逢ってしまった際、どうやったら勝てるのかを想像してみました。

ツキノワグマとの格闘

山登りで道を外れてしまい彷徨っていた所、木の横で出合い頭にツキノワグマと遭遇。

クマも驚き、とっさに立ち上がり、右手を自分の顔当たりに振り回して来たのを奇跡的に潜って交わし、逃げた勢いで、何故かクマの真後ろに組み付き、またクマと正面に向かいあったら殺されると考え、とにかくクマの首に腕を絡めチョークスリーパー。

ありったけの力でクマの太い首をなんとか届いた右腕を下顎の下に差し込み、左腕で右手首の所を十字に組んで締め上げる。手を離したら死ぬという思いだけで必死で締め上げる。

人間とは違う、首の太さと筋肉の動きと硬い体毛のチクチク、苦しんで暴れる太い前足の人間とは確実に違う圧倒的な野生の力。

そして生き物の咽せるような野生の匂い。殺られる!勝てない!そんな思いだけが頭にこだまする。運良く、羽交い締めのこの体勢ではクマは手も足も出せない。

ただ苦しんでもがくだけみたいだ。兎に角、離したら殺されるという一点で、腕がちぎれようが何しようが絶対に離さないという思いだけで締め上げる。

どれくらい経っただろうか、30秒か30分なのか正直、腕がもう限界だ。ヤバイ。そんなことを思っていると、立ち上がっていたクマが突然、前のめりに倒れる。

しかし、安心してまだここで離す訳に行かない。両足をクマの太い胴に絡めて、クマの足を伸ばす形で締め上げた首を今度は上に締め上げ更に締めを強めて行く。

クマの動きが更に緩慢になり、最後の力を振り絞って更に締め上げると、クマの体からスッと力が抜け。

完全に落ちたのが分かる。クマの100kg以上はあるだろう体重が前のめりにドカッと倒れる。完全に落ちたのを確認してから、徐々に腕の力を緩めてみる。

突然、クマが目覚めて噛み付いてこないかとビクビクしながら。クマのヨダレでベトベトになった右腕をそっと引き抜く。両腕の感覚が全く無い。

とにかく、クマは落ちてるだけで死んだ訳では無いから、起きないようになるべくゆっくりと立ち上がり離れる。クマを見ながらゆっくりと後ずさりして離れる。数十メートル離れ、起き上がってこない事を確認してから、全力で走り出す。

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